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留学エージェントの人気ランキングTOP10!評判の悪い留学エージェントはトラブルだらけで留学失敗に?

留学エージェントは、自粛期間前の2019年までに爆発的に増えて200社ほどあると言われていました。留学エージェントが増えた要因としては、2017年あたりからネットで完結できるサービスが各業界でコンテンツとして配信されるようになり、留学エージェントもその波に乗って急増したと考えられます。

たとえば大学受験ではスタディサプリなどのオンライン講義、英会話ではオンライン英会話などに企業がどんどん参入するようになりました。

ただ、オンライン講義、オンライン英会話などは2020年から始まる自粛期間の時期に売り上げを爆発的に伸ばした一方で、留学エージェントは逆に売り上げを落とすか、存続の危機に陥った企業も多く、生き残るだけでも大変な時期を経験することになります。

そしてその結果、自粛期間の時期である2020年~2022年あたりを生き延びた猛者ともいえる留学エージェントたちが、2023年から息を吹き返しているというのが現在の状況です。

目次

留学エージェントのおすすめ人気ランキングTOP10!

今回はそんな留学エージェントのおすすめ人気ランキングTOP10を紹介します。

留学エージェントのおすすめ人気ランキングTOP10!

1位:留学ジャーナル

留学エージェントの最大手といえばこの留学ジャーナルです。

1971年創業で50年以上の歴史があり、留学エージェントの最古参とも言えます。留学ジャーナルは英会話のイーオンを運営するイーオンホールディングスの子会社ですが、イーオンホールディングスは現在KDDIのグループ会社なので、必然的に留学ジャーナルもKDDIのグループ会社になります。

留学ジャーナルという雑誌を発行し、5つの主要都市で留学セミナーなどを積極的に開催するなど規模の大きい活動をしていますし、これまでに20万人以上の留学生を海外に送っているという実績もあり、他の留学エージェントに比べると社会的信用は高いと言えるでしょう。

また、留学ジャーナルは中高生の留学を支援する活動も積極的に行っていて、留学ジャーナルで中高生のための留学についての特集を扱ったりもしていて、保護者にとっても安心です。

ただし、留学ジャーナルは手数料が有料のエージェントになります。つまり、学費や生活費、渡航費以外に80000円の手数料がかかることになります。最近は手数料が無料の留学エージェントが増えてきているので、割高感は否めませんが、信用度を考えると決して高くはないと私は思います。

ツイッターなどのSNSでも、確かに割高だけどそのぶんサービスは良かった、という意見が少なからず見つかります。

私がもし家族や親せきにおすすめの留学エージェントはどこか?と聞かれたらまず最初に留学ジャーナルを推しますね!

2位:留学タイムズ

株式会社国際教育交流センターが運営する留学タイムズも創業20年の実績があり、老舗と言ってもいい留学エージェントです。

留学ジャーナルとよく混同されがちですが、こちらも「留学タイムズ」という雑誌を年1回発行しています。提携先の学校数は45ヵ国に5,000校以上もあり、留学先の国や学校数では他の留学エージェントを圧倒しています。

しかも留学タイムズは手数料無料で留学ができるのでその分費用も抑えられ、さらに現地のサポートや航空券の手配に関しては大手の両行会社HISと提携しているので、航空券の価格が他の留学エージェントよりも割安になる場合もあります。

留学エージェントとしての信用と実績もあり、留学費用も抑えられるという点で留学エージェントの人気ランキングの上位に入っています。

3位:スマ留

株式会社リアブロードが運営する留学エージェントのスマ留は、2014年設立の比較的新しい留学エージェントです。

株式会社リアブロードはいかにもベンチャー企業の社長という感じの神田慎氏が立ち上げましたが、2018年にシェアリングテクノロジーという企業が購入し子会社化しています。

シェアリングテクノロジーは手広く事業をやっていますがここ数年では企業のM&A(買収と売却)で利益を上げている企業ですね。その後2020年にはさらに株式譲渡しているので子会社ではなくなったんですが、譲渡先は不明です。株式会社リアブロードが買い戻した可能性もあります。

上位2つに挙げた留学ジャーナル、留学タイムズの老舗留学エージェントとは正反対の若い企業ですが、ここ数年ですごい勢いで売り上げを伸ばしており、2019年度には売り上げが前年度の4倍にもなっています。

マーケティングにも強くて順調に知名度を上げており、サービス内容も他の留学エージェントにはない工夫もあり、さらに留学費用も業界最安値といってもいいレベルです。

ただ、急激に成長をしていることによる弊害もあるのか、ツイッターなどSNSの口コミではスタッフの対応の遅さやサービスに対する不満などの情報がよく見つかります。

まだ若くて成長中の留学エージェントなので、今後の期待もこめて当サイトの留学エージェントの人気ランキングでは3位としています。

4位:ISS留学ライフ

ISS留学ライフ株式会社国際交流センターが運営する留学エージェントです。株式会社国際交流センターは受験勉強のZ会で有名なZ会ホールディングス100%出資のグループ会社です。

Z会グループ全体で考えると留学エージェントとしては大手のカテゴリーに入るので資金もそれなりにあり、教育事業の実績としては知名度はかなりありますし、実は留学エージェントとしての活動もISS留学ライフの1990年の創立から30年以上もあるので、信用度としては申し分ないですね。

手数料は有料なので費用は高めですが、その分手厚いサポートが受けられます。手数料が有料の留学エージェントのメリットはやっぱりそこですね!

ちなみに比較ランキングサイトで有名な「mybest」の運営ってZ会ホールディングス株式会社なんですよ。mybestでもおすすめ留学エージェントランキングが公開されていますが、そのランキングではもちろんISS留学ライフが1位となっています笑。

5位:留学情報館

留学情報館は設立が2010年なので13年の実績をもつ比較的新しい留学エージェントです。

2019年から現在に至るまで図書印刷株式会社のグループ会社になってます。図書印刷株式会社という社名はあまり聞いたことが無いと思いますが、現在は桐原書店の親会社です。

桐原書店といえば大学受験対策の英文法の参考書で有名ですね。私は受験の時に桐原書店の参考書をマスターして英文法を無双できた記憶がありますが、英語教育事業での実績がある企業同士がこうやってつながって事業を拡大しているので、今後の成長にも期待できるでしょう。

また、テレビなどのメディアの露出がイチバン多いのがこの留学情報館です。朝番組のZIP!やあさチャンなどに取り上げられていますね。だから安心ということは無いですが、知名度は申し分ないでしょう。

手数料は無料です。

6位:ラストリゾート

ラストリゾートは英会話で有名なNOVAの主要株主である、NOVAホールディングス株式会社のグループ会社です。1998年に設立して25年の実績があります。

また、ラストリゾートは観光庁旅行業第1種の許可を得ている留学エージェントで、日本旅行業協会(JATA)に加盟しており、信用度という点では他の留学エージェントよりも勝っています。

EU諸国では留学エージェントに旅行業としての登録を義務付ける国が多い中、日本はまだその辺はあいまいな状況で、資産や実績について厳格な審査も無いですし、適正な法令順守、消費者の安全確保、取引の適正化などの義務を負うことも実はありません。

だからこそ自粛期間前は200以上の留学エージェントが乱立していたのです。そんな中でラストリゾートは日本で旅行業として、堅実に留学エージェントとしての実績を積み上げてきています。

ラストリゾートは老舗の大手留学エージェントですが手数料が無料ですし、自社HPで最安値宣言もしておりコスパも良いです。

7位:ウィンテック留学

ウインテックは1997年に設立された留学エージェントです。

25年以上の実績がある上に留学ビジネス一本で今までやってきており、一般留学事業やゴルフに特化した留学事業も含め、これまで2万人以上の留学生を海外に送り出してきました。

アジア最優秀留学エージェントに2回選出されるなど、受賞経験もあります。もちろんそれが留学エージェントとしての信頼性の決め手にはなり得ませんがそれなりに権威がある賞なので信頼性や知名度を上げることには成功していますね。

8位:ICC国際交流委員会

ICC国際交流委員会は株式会社ICCコンサルタンツが運営する留学エージェントです。

設立は1988年で翌年の1989年からIBP留学というプログラムによる留学事業を開始しています。IBP留学って何かというと、9ヶ月間の学部授業またはビジネス研修+3ヶ月間のインターンシップを組み合わせた留学ブログラムです。

設立以来30年以上、高校生から社会人まで幅広い世代の留学と、その先のキャリアまでサポートしてきています。具体的には現地企業に就職するための、自己分析・採用情報・履歴書添削・面接指導、英語テスト対策などの人材紹介業顔負けのサポートをしてくれますね。

9位:スクールウィズ

スクールウィズは2013年設立の比較的新しい留学エージェントです。2011年には代表取締役の太田英基氏がフィリピン留学のガイドブックである『フィリピン「超」格安英語留学』を出版するなど、フィリピンの留学に特化した留学エージェントの運営をしていますね。

もちろん欧米の語学学校とも提携しており、フィリピンの個人レッスンで英語をある程度身に付けてから欧米に留学するという「2か国留学」というサービスもあります。

まだまだ信頼と実績に関してはこれからという気がしますが、過去の実績にとらわれない若い会社ならではのアイデアで運営されている留学エージェントという印象です。

10位:夢カナ

留学エージェントのおすすめ人気ランキングの最後は夢カナです。夢カナの運営会社は株式会社Jstyleという企業ですで2017年に設立されたのでかなり若い企業ですね。

株式会社JstyleのHPで主要株主を確認すると社長である安藤和隆氏をはじめとした個人名が掲載されているので、個人が資金を出し合って運営している可能性がありますし、高比率でのストックオプションを採用しているのかもしれません。

その点では信頼性という意味ではこれからという気がしますが、最近ネットを中心に知名度が挙がっている留学エージェントになります。

夢カナの特徴は何といっても実質0円で留学というキャッチフレーズで、これはスマ留の最大半額を遥かに超えるインパクトがありますね。

スマホの契約などでも実質〇〇円というキャッチはよくありますが、まさか留学にかかる費用で実質0円を見ることになるとは思いませんでした。

ただ、夢カナの実質0円の内訳はちょっと曖昧なもので、留学前に語学力をできるだけ挙げて授業のコマを減らすことで授業料を節約する、ワーホリで仕事を確実に決めて働き、給料を得ることで留学費をペイする・・・という内訳です。

こういった実質0円の内訳の事情があるので、夢カナでは留学というよりもワーホリをメインにした提案を受けることになります。

口コミでも、留学の話をしているのにひたすらワーホリを推してくるという意見も見られました。

夢カナでのカウンセリングを検討しているならその点はあらかじめ知っておくべきでしょう。

0円留学ができる!?夢カナでカウンセリングを今すぐ受けるならこちら

そもそも留学エージェントの人気ランキングTOP10って何?

以上、10社の留学エージェントを当サイトの人気ランキングTOP10として紹介してきました。

ここからはその締めくくりとして、そもそも当サイトEnglishHackにおいて、留学エージェントの人気ランキングTOP10って何?何をもって「留学エージェントの人気ランキングTOP10」って言ってるの?ということを説明させてください。

当サイトの留学エージェントの人気ランキングをご覧になってお気づきかもしれませんが、留学エージェントの人気ランキングTOP10ではそれぞれの留学エージェントのサービス内容にはあまり触れていません。

それよりも、それぞれの留学エージェントの知名度、運営の期間、最近の実績、親会社、主要株主などを総合的に加味して、留学エージェントをおすすめ度順に並べたものを「留学エージェントのおすすめ人気ランキングTOP10」としています。

なんでわざわざそんなことをここで言うのかというと、当サイトで留学エージェントの人気ランキングTOP10を公開するにあたって最も重視するポイントが、留学エージェントの「信用」だからです。

もちろん留学エージェントが提供するサービスの内容も重要ですし、留学にかかる費用などはかなり優先順位の高い情報です。

でもそれ以上に、あなたが留学エージェントを利用しての留学を考えているのなら、留学エージェントの信用って何よりも大切なはずです。とくに私たち日本人にとっては留学は人生の一大事なんですよ。

なぜなら日本語の対極にあるような英語という言語を学ぶだけでも大変なのに、明らかに日本よりも安全ではない地域で生活を送るなんてリスクそのものだからです。運が悪いと命にかかわる出来事に遭遇することだってありますからね。

もし不誠実な留学エージェントに当たってしまうとせっかく夢をもって挑んだ留学生活が台無しになってしまうことも十分にあり得ることです。

だからこそ、留学エージェントが提供するサービス以上に、その留学エージェントがどんな企業なのか、信用していい企業なのか、それを最初に知る必要があると当サイトは考えているのです。

留学エージェントの人気ランキングを作成しているサイトって当サイト以外に10サイト以上もありますが、留学エージェントの人気ランキングを公開するにあたって、親会社、グループ会社、株主について言及しているサイトは現時点ではほとんどありません。

もちろん、どのサイトもある程度の根拠があって留学エージェントの人気ランキングを作成しているとは思いますが、それを明らかしないまま留学エージェントの人気ランキングを公開している場合がほとんどです。

だからこそ、当サイトEngishHackでは留学エージェントの人気ランキングTOP10のイチバンの根拠を「企業の信用」として公開し、その根拠についてのお話までしているのです。

評判の悪い留学エージェントと良い留学エージェントの違いを徹底比較!比較サイトは嘘だらけ?

評判の悪い留学エージェントと評判の良い留学エージェントにはどういった違いがあるんでしょうか。

評判の悪い留学エージェントと評判の良い留学エージェントの違いを知るにはまず評判の悪いエージェントの特徴を把握することをおススメします。

なぜなら評判の悪いエージェントの特徴を裏返せば、そのまま評判の良い留学エージェントの特徴になるからです。

また、当サイトでの評判の悪いエージェントの特徴とは、不誠実な留学エージェントがやりがちなこと、としています。嘘をつく、騙す、という悪質なケースは後に悪質な留学エージェントの特徴として挙げていきます。

ではさっそく評判の悪い留学エージェントの特徴を3つ挙げていきましょう。

現地の情報をあまり知らない

評判の悪いエージェントの特徴として、現地の情報をあまり知らないというものがあります。

初めて留学する人にとって一番教えてほしい情報は、現地の生活環境に関する情報ですよね。留学して自分が借りた寮から通うことになる語学学校の周辺や、寮の周辺の情報は特に知りたいものです。また、安全な地域とか行ってはいけない地域などもあるはずです。

もちろん、パンフレットや資料に乗っている情報はあります。でも、留学エージェントを名乗るならそういった文字で書かれた情報以外にも、現地の生の情報はたくさん持っているはずですよね。

たとえば、寮から日用品が買えるスーパーなどまで歩いて10分で行けるのか20分かかるのか、寮から学校まで自転車で30分で行けるのか、その街の軽犯罪の件数は年間で10件なのか100件なのか・・・留学エージェント自身の経験は無くても情報収集なんてその人のやる気次第でいくらでもできるものです。

にもかかわらず、評判の悪いエージェントはそもそもそこまで仕事に対するヤル気が無い人なので、現地のことをあまり知らなかったりします。

また、寮の情報をあまり話したがらないエージェントもいます。

自分が何カ月も住むことになる寮の情報ってすごく大事なはずなんですが、この情報を知られると断られるかもしれない、と留学エージェントが判断すれば本当のことを教えてくれなくなることもあります。

たとえば具体例を挙げると、トイレは水洗なのか、紙で拭いてゴミ箱に入れるだけなのか、バスタブはあるのかどうか、排水溝が詰まったりしないのか、そんな細かいところも日本人なら知りたいところですよね。

そこで留学エージェントに質問をすると「確認して連絡します」と言って2、3日経っても結局教えてくれなくてそのままうやむやになる・・・評判の悪いエージェントがやりがちなことです。

百歩譲ってその留学エージェントが現地の情報をあまり知らなかったとしても、お客に聞かれたことについては調べてキチンと答える程度のことはするべきです。

それは何も留学エージェントに限らず社会人としてあたりまえの仕事なので、それくらいはやってほしいものですね。

特定の学校や留学プランを強くすすめてくる

また、特定の学校や留学プランを強くすすめてくるのも評判の悪い留学エージェントの特徴の1つです。

留学エージェントと提携している語学学校の数は留学エージェントによってさまざまですが、数百校から多いところで数千校という数の語学学校と提携している留学エージェントもあります。

それだけの選択肢があれば必ず自分の希望にマッチした学校に出会えそうだと思いますが、留学エージェントの中には大量の語学学校の中から1~3つ程度の特定の語学学校を選んで、それらを強く推してくる担当者もいます。

なんでそんなことをするのかというと、残念ながら自分たちの利益のためです。

留学エージェントは提携先の語学学校に留学生を入学させると学費の20~40%程度の報酬が支払われるので、できるだけ報酬の高い学校を紹介するようにして利益を最大化させたいという留学エージェントも存在するのです。

たとえば、留学エージェントの企業内での通達などで、今月は〇〇校の契約を全体で200件以上とれ!というノルマが課されていることもあります。そうなると必然的に、お客さんが欲しいものではなくて、留学エージェントが売りたいもの(=儲かるもの)を売ることになるんですよね。

もちろんそんな留学エージェントばかりではないですが、自分の希望を全然聞いてくれずによくわからないまま見積もりを出してしまった、なんてことがあると、その留学エージェントは評判が悪くなるのは当たり前ですよね。

質問をしても担当者からの返答が遅い

留学エージェントの担当者からの返事が遅いというのも、評判の悪い留学エージェントの特徴になります。

初めて留学を考えている人にとって、留学先の学校の環境や生活環境なんてまさにブラックボックスで、何を聞きたいかもわからない、何を聞くべきかもわからない状態で留学エージェントとのカウンセリングを行うわけです。

カウンセリング前に持っている質問なんてせいぜい数個~10個程度ですが、カウンセリングを進めていく中で10個や20個ではぜんぜん足りないくらいの質問が湧き出てくるものです。

たとえば

  • 入学可能な学校のリストをできるだけ多く欲しいんだけど?
  • 希望している学校の日本人の割合、他の国の割合はどれくらい?
  • 費用が安い学校が良いけど高いところと何が違うの?
  • 何か資格があったほうが良い?
  • 現金はどれくらい持っておくべき?カードはデビットカードの方が安心?
  • 留学までの英語の勉強は何をすれば一番いい?
  • 実際に留学した人の話を聞きたいんだけど?
  • 留学先の街でおすすめのレストランとか留学生に人気のカフェとかある?
  • 留学している人の1日はどんな感じ?
  • 差別はやっぱりある?

・・・など私が1分で考えただけでも10個は思いつくくらいです。本気で今から留学に挑もうとしている人はこんなもんじゃないでしょう。

留学エージェントはこういった本気の質問にも即座に答えるべきです。だって彼らは専門職を謳ってるんですからお客はクイックレスポンスを期待しますよね。

でも、留学エージェントの中にはお客の質問に即座に答えないどころか、「調べて後日お答えします」と言ったまま3日も返信が無かったりそれが1週間も過ぎてそのままうやむやになってしまうということもあります。

これは留学エージェントに限ったことではないんですが、あらゆるビジネスにおいてクイックレスポンスは常識です。

たとえば、お客の質問には可能な限り即座に答えて、わからなければその場で調べて5分で答えを出す、最悪でも持ち帰って日付が変わる0時までに受信日時がわかるようなメール等で答えて、次の日の朝イチ9時半くらいの電話で直接伝える・・・ここまでやって初めて「引き分け」というのがビジネスの世界です。

ただ、そんなビジネスの常識というのはあくまでもB to Bという企業同士のやりとりの常識であり、たとえば留学エージェントのように企業対個人のB to Cのやりとりだと、別にそこまでやらなくてもいい、という風潮はたしかにあります。

なのでこれは留学エージェント単位ではなく、担当者レベルで「当たり外れ」があると割り切るしかないと私は考えていて、逆にまともな担当者、良心的な担当者を選別するための基準として利用してやる、くらいの気持ちでカウンセリングに挑むのが良いと思います。

たとえば複数の留学エージェントに対して同時に「寮のトイレって水洗ですか?」とかメールやラインで質問してみてレスポンスの早さを競わせるのがいいですね。10分で答えが返ってくるのか1時間かかるのか、1日なのか、1週間なのか、担当者の真面目さを測ることができます。

評判の良い留学エージェントの特徴

評判の良い留学エージェントの特徴は、評判の悪い留学エージェントの特徴として上記で3つ挙げた、現地の情報を詳しく知らない、特定の学校や留学プランを紹介してくる、担当者からの返信が遅い、という特徴をひっくり返せばそれで完成します。

つまり、

  • 現地の情報を詳しく知っている
  • 留学希望者の希望にマッチした語学学校を一緒に探してくれる
  • 返信がとにかく早い

これらの3つの特徴を持っている留学エージェントは評判の良い留学エージェントと言えるので、ぜひ納得がいくまでカウンセリングをしてもらってください。

留学のエージェントで悪質な人ってどんな人?トラブルや失敗談も口コミサイトや知恵袋で見つかる!

留学エージェントで悪質な人ってどんな人なのか?ということですが、ここでは「評判が悪い」っていうレベルではなく、人を騙すなどのいわゆる詐害行為にあたることをやってくる留学エージェントが、これまでに本当にやってきていることを公開していきます。

この「悪質」という言葉はとても強い言葉ですが、実は留学エージェントって悪いことをしようと思えばいくらでもできてしまうんです。繰り返しになりますが、ここでの「悪いこと」というのは詐害行為にあたる行為、または違法すれすれの行為を意味します。

例を5つ挙げましょう。

  • 航空券の料金を5割増しにして利益を得る
  • 提携している保険会社しか利用できないと嘘をついて割高の保険を契約させる
  • 語学学校の学費を2000$などの現地の通貨では公開せず、見積書には割高の日本円で記載する(言い値で決まる)
  • 手数料は無料にしているがサポート代が5万円かかることを最後まで言わずに見積書にはしっかり記載する
  • 語学学校の学費を留学エージェントに入金したけど語学学校には送金せずに運用して短期的利益を得ようとする

・・・などです。

こういった悪いことというのはだいたい見積書の中で行われます。人間は言葉ではいくらでも嘘をつけますが、数字では嘘をつけません。なので、見積書はその留学エージェントが悪質なのかどうかを見抜くことができる最後のチャンスともいえます。

ただ、悪質な留学エージェントは見積書が弱点であることをもちろん理解しているので、うまく誘導して契約をとろうとしてきます。リアルタイムで見積書を見せられてそのままの流れで契約ということも、契約行為に慣れていないお客だったら全然ありえるんですよね。

これらの悪質な詐害行為を予防するにはまず、手数料の有料・無料などの料金体系が明確で、実際に支払う金額をシンプルに把握しておける留学エージェントを選ぶことです。

さらに、出された見積書はかならず一度持ち帰り、1字1句逃さずに読み込み(この35000円ってなんのお金?とか)、また詳しい知人に見てもらうなどして、すべての疑問を解決させるまで契約しないようにすることです。

もちろん、契約に至って留学エージェントに支払いをしても、その後のお金の流れは常に把握するようにしましょう(今7月1日なら、5日は学費を送金して10日くらいにはには着金するのか等)。

成功する留学の評判はそこそこ?費用は別途サポート料金が49800円~109800円かかるから割高になる?

成功する留学は、1999年に設立したGIO CLUB株式会社が運営する留学エージェントです。GIO CLUB株式会社の主要株主はXTech株式会社というベンチャーキャピタルで、GIO CLUB株式会社が運営する留学エージェント事業に可能性を感じて投資の対象としています。

成功する留学は以前は「地球の歩き方T&E」という名前の留学プログラムでしたが、あの有名な旅行ガイドブックの「地球の歩き方シリーズ」とは無関係です(現在は学研プラスのグループ会社)。知ってか知らずかわかりませんが、紛らわしいですね笑。

成功する留学はアジアで初めて、「アジア最優秀留学エージェント」の殿堂入りを果たしたそうです。それが信頼性の決め手になることはありませんが、それなりの品質は期待してもいいかもしれません。

ただ、この「アジア最優秀留学エージェント」という賞はいろんな留学エージェントが獲りに行って10社くらいが受賞している賞なので、どちらかというと信頼の裏付けを確保するために利用されている賞という印象は否めません。

料金的には学校の手配のみの「フリーマイプラン」なら手数料は0円となっていますが、2~3か月の留学で一般的なサポートを受ける場合は49800円、4カ月~12か月の留学だと109800円のサポート料金がかかるので、実質手数料は有料の留学エージェントですね。

他社との違いを他にも上げると、損害保険の代理店業を行っていること、「出発前英会話レッスン」という留学前にネイティブ講師による英会話レッスンを受けられることが挙げられます。

ただ、それらが成功する留学を選択する理由にもなりにくいので、現時点では可もなく不可もなくというか、これからの企業という印象でしょうか。

カナダやオーストラリアに行くのにおすすめな留学エージェントとは?

JP CANADA留学センター(カナダ留学)

カナダに特化した留学エージェントならJP CANADA留学センターという留学エージェントがあります。

運営形態としては代表取締役の田中覚弘氏が100%出資している企業で、2000年9月にカナダのブリティッシュコロンビア州で設立されています。

従業員数が20数名程度の企業ですが、現地の法人企業なので現地サポートが手厚く受けられることが最大のメリットですね。年間900人程度の留学生の入学をサポートしていて、これは現地バンクーバーでは最大規模になります。

もちろん東京、大阪にもオフィスがあるので国内でカウンセリングや情報収集ができます。

デメリットとしては、申し込みが1か月を切っている場合などは緊急手配料がかかったり、別途サポート料金が必要になる場合もあります。

そしてその点も含めた留学にかかる費用は、JP CANADA留学センターのホームページには一切載っていないので、「問い合わせありき」のサービスになります。

まあどこでもそうなんですが、できれば留学3か月で20万円なのか30万円なのかくらい、だいたいの目安くらいは知りたいものですね。

オーストラリア留学センター(オーストラリア)

オーストラリアに特化した留学エージェントならオーストラリア留学センターが有名です。

オーストラリア留学センターは1996年に現地で設立され、2023年5月で留学エージェントとして27年を迎えているけっこうな老舗です。

もちろん現地法人なので、オーストラリアに渡航した後も、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレード、ゴールドコーストの各オフィスで「無料留学サポート」が受けられます。

東京にもオフィスがあるので国内でも相談可能です。

また、オーストラリア留学センターの一番のメリットは運営するブログの内容が充実していることです。

たとえば海外送金(オーストラリアドル建て送金)の方法をいくつか提示してそれぞれに具体的な説明をしてくれる記事や、学費の支払いをクレジットカードで行う場合の具体的な流れなど、かゆいところに手が届くお役立ち情報が書かれている記事をアップしてくれています。

更新頻度は月に3~5記事程度ですが、留学エージェントが運営するブログとしてはトップクラスの更新頻度なので、こういったところからもサービスの手厚さって伝わってきたりするんですよね。

私の家族や友人がオーストラリアへの留学を検討しているならまずはオーストラリア留学センターを推しますね。

高校生向けの留学エージェントはあるの?

高校生向けに特化した留学エージェントはありませんが、大手の留学エージェントなら多くの中高生の留学をサポートしている実績があるので、スマ留などの新しい留学エージェントよりも、留学ジャーナルや留学タイムズ、ISS留学センターなどの老舗や大手の留学エージェントを利用するようにしましょう。

とくに留学ジャーナルは中高生の留学を支援する活動も積極的に行っていて、雑誌の留学ジャーナルで中高生のための留学についての特集を扱ったりもしているので、保護者にとっても比較的安心です。

中学生や高校生の留学は、一般的な留学以上に留学後の安全に気を配るべきなので、手数料が有料で数万円~10万円ほど割高になったとしても、老舗と言われている留学エージェントを利用するようにしてください。

だから100%安全というわけではありませんが、設立して10年程度で、かつ聞いたことが無い企業が株主になっている知らない留学エージェントを利用するよりも少しはリスク回避にはなるはずです。

高校生は体格こそ立派にはなっていますが、まだ大人ではない、社会に守られるべき存在です。「何かあっても自己責任」という理屈は適応させるべきではないですよね。

手数料をケチって変な留学エージェントに当たったて取り返しのつかないことにもならないように、まずは留学ジャーナルなどの大手に問い合わせてください

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