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留学エージェントの人気ランキングTOP10!評判の悪い留学エージェントはトラブルだらけで留学失敗に?

留学を考えて留学エージェントを調べはじめると、まず「数が多すぎて選べない」という壁にぶつかります。自粛期間前の2019年ごろには200社ほどあったと言われるくらいで、正直どこも同じように見えてしまいますよね。

ただ、私が留学エージェント選びでいちばん大事だと思っているのは、サービス内容でも料金でもなく、その会社が信用できるかどうかです。留学は人生の一大事。運営元がどんな企業か、親会社や資本の背景はどうなっているかまで見ておくと、大きな失敗はかなり避けられます。

この記事では、知名度・運営年数・実績に加えて、親会社・グループ・株主といった「資本の背景」まで踏まえた当サイト独自の信用重視ランキングTOP10を紹介します。あわせて、評判の悪いエージェントの見分け方や悪質な手口、カナダ・オーストラリアや高校生など目的別のおすすめまでまとめました。

目次

留学エージェントのおすすめ人気ランキングTOP10【一覧比較表】

留学エージェントのおすすめ人気ランキングのイメージ

2017年あたりから各業界でネット完結型のサービスが一気に増え、大学受験のスタディサプリ、英会話のオンライン英会話などと同じ波に乗って、留学エージェントも急増しました。ところがオンライン系が自粛期間に売上を伸ばした一方で、留学エージェントは売上を落としたり存続の危機に陥った会社も多く、生き残るだけでも大変な時期を経験します。その厳しい時期を生き延びた猛者たちが、いま息を吹き返している、というのが今の業界の状況です。

まずは全体像として、TOP10を「運営・資本の背景」と「特徴」で一覧にしました。当サイトが何を根拠に順位を付けているかは、ランキングのあとで詳しく説明します。

順位エージェント運営・資本の背景特徴(手数料など)
1留学ジャーナルKDDIグループ(イーオンHD傘下)業界最大手・創業50年以上・手数料は有料
2留学タイムズ国際教育交流センター提携校が多い・HIS提携・手数料無料
3スマ留リアブロード(新興系)料金の安さを前面に・成長中・手数料無料
4ISS留学ライフZ会グループ教育大手・サポート手厚い・手数料は有料
5留学情報館図書印刷グループ(桐原書店系)メディア露出が多い・手数料無料
6ラストリゾートNOVAホールディングス系旅行業第1種・JATA加盟・手数料無料
7ウィンテック留学留学専業設立25年以上・アジア最優秀エージェント受賞
8ICC国際交流委員会ICCコンサルタンツIBP留学・キャリアまで支援
9スクールウィズ留学メディア系フィリピン特化・2か国留学
10夢カナJstyle(新興系)「実質0円」が話題・ワーホリ寄り
※資本背景・手数料・実績は変わることがあります。最新は各社公式でご確認ください(当サイトは「会社の信用」を重視して順位付けしています)。

1位:留学ジャーナル

留学エージェントの最大手といえばこの留学ジャーナルです。1971年創業で50年以上の歴史があり、最古参とも言える存在です。英会話のイーオンを運営するイーオンホールディングスの子会社で、そのイーオンHDがKDDIグループなので、留学ジャーナルもKDDIグループの一員ということになります。

雑誌『留学ジャーナル』を発行し、主要都市で留学セミナーを積極的に開催するなど活動の規模が大きく、これまでに20万人以上の留学生を海外に送り出してきた実績もあります。他の留学エージェントに比べると社会的な信用はかなり高いと言えます。中高生の留学支援にも積極的で、雑誌で中高生向けの特集を組むこともあるので、保護者にとっても安心材料になります。

ただし留学ジャーナルは手数料が有料です。学費や生活費、渡航費とは別に、長期(9週間以上)の語学留学ならプログラム費で9万円弱ほどがかかります(短期はもっと安く、料金は変わるので最新は公式で要確認)。最近は手数料無料のエージェントが増えているので割高感は否めませんが、信用度を考えると、私は決して高いとは思いません。SNSでも「確かに割高だけど、そのぶんサービスは良かった」という口コミも少なからず見つかります。

もし私が家族や親せきに「おすすめの留学エージェントはどこ?」と聞かれたら、まず最初に留学ジャーナルを推しますね!

2位:留学タイムズ

株式会社国際教育交流センターが運営する留学タイムズも、創業20年ほどの実績があり、老舗と言っていい留学エージェントです。留学ジャーナルとよく混同されますが、こちらも「留学タイムズ」という雑誌を年1回発行しています。提携校は45ヵ国5,000校以上とされ、留学先の国や学校数では他社を大きく上回ります。

しかも留学タイムズは手数料無料なので費用を抑えられます。現地サポートや航空券の手配は大手旅行会社HISと提携していて、航空券が他社より割安になる場合もあります。信用と実績があり、留学費用も抑えられるという両取りができる点で、人気ランキングの上位に入れました。

3位:スマ留

株式会社リアブロードが運営するスマ留は、2014年設立の比較的新しい留学エージェントです。いかにもベンチャー企業の社長という感じの神田慎氏が立ち上げ、2018年にシェアリングテクノロジーが子会社化しました。シェアリングテクノロジーは手広く事業を展開し、近年は企業のM&Aで利益を上げている会社です。その後2020年にはさらに株式譲渡されているので今は子会社ではなく、譲渡先は不明で、リアブロードが買い戻した可能性もあります。

上位の留学ジャーナル・留学タイムズとは正反対の若い会社ですが、ここ数年ですごい勢いで売上を伸ばし、2019年度には前年度の4倍という時期もありました。マーケティングにも強くて順調に知名度を上げていて、留学費用の安さを大きく打ち出しているのが特徴です(最新の料金は公式で確認を)。

ただ、急成長の弊害もあるのか、SNSの口コミではスタッフの対応の遅さやサービスへの不満もよく見かけます。まだ若くて成長中のエージェントなので、今後への期待も込めて当サイトでは3位としています。

4位:ISS留学ライフ

ISS留学ライフは株式会社国際交流センターが運営する留学エージェントで、この会社は受験勉強のZ会で有名なZ会ホールディングス100%出資のグループ会社です。Z会グループ全体で見ると大手のカテゴリーに入るので資金もそれなりにあり、教育事業での知名度は抜群。留学エージェントとしての活動も1990年の創立から30年以上あるので、信用度は申し分ないです。

手数料は有料なので費用は高めですが、そのぶん手厚いサポートが受けられます。有料エージェントのメリットはやっぱりそこですよね。ちなみに、比較ランキングサイトで有名な「mybest」の運営会社ってZ会ホールディングスなんですよ。mybestでもおすすめ留学エージェントランキングが公開されていますが、そのランキングではもちろんISS留学ライフが1位です笑。

5位:留学情報館

留学情報館は2010年設立の、比較的新しい留学エージェントです。2019年から図書印刷株式会社のグループ会社になっています。図書印刷という社名はあまり聞き慣れないと思いますが、いまは桐原書店の親会社です。桐原書店といえば大学受験の英文法参考書で有名ですよね。私は受験のとき桐原書店の参考書をマスターして英文法を無双できた記憶があります。英語教育で実績のある会社同士がこうやってつながって事業を広げているので、今後の成長にも期待できます。

また、テレビなどメディアへの露出がいちばん多いのがこの留学情報館です。朝番組のZIP!やあさチャンなどに取り上げられています。露出が多いから安心、とまでは言い切れませんが、知名度は申し分ないです。手数料は無料です。

6位:ラストリゾート

ラストリゾートは、英会話で有名なNOVAの主要株主であるNOVAホールディングス株式会社のグループ会社です。1998年設立で、四半世紀を超える実績があります。さらにラストリゾートは観光庁の旅行業第1種の許可を得ている留学エージェントで、日本旅行業協会(JATA)にも加盟していて、信用という点では他社より一歩リードしています。

EU諸国では留学エージェントに旅行業としての登録を義務づける国が多い一方、日本はその辺りがまだ曖昧で、資産や実績の厳格な審査もなく、法令順守や消費者保護の義務も実は負っていません。だからこそ自粛期間前は200以上のエージェントが乱立していたわけです。そんな中でラストリゾートは、日本で旅行業として堅実に実績を積み上げてきました。老舗の大手でありながら手数料は無料で、自社サイトで最安値を掲げているなど、コスパ重視の人にも候補になります。

ラストリゾートなど老舗の留学エージェントのイメージ

7位:ウィンテック留学

ウインテックは1997年に設立された留学エージェントです。設立から四半世紀以上、留学ビジネス一本でやってきていて、一般留学やゴルフに特化した留学まで含め、これまで2万人以上の留学生を海外へ送り出してきたとされています。アジア最優秀留学エージェントに2回選出されるなど受賞歴もあります。もちろん受賞がそのまま信頼性の決め手になるわけではありませんが、それなりに権威のある賞なので、信頼性や知名度の向上には成功しています。

8位:ICC国際交流委員会

ICC国際交流委員会は株式会社ICCコンサルタンツが運営する留学エージェントです。設立は1988年で、翌1989年からIBP留学というプログラムで留学事業を始めています。IBP留学とは、9ヶ月間の学部授業またはビジネス研修に、3ヶ月間のインターンシップを組み合わせた留学プログラムのこと。設立から30年以上、高校生から社会人まで幅広い世代の留学と、その先のキャリアまでサポートしてきました。具体的には、現地企業に就職するための自己分析・採用情報・履歴書添削・面接指導・英語テスト対策など、人材紹介業顔負けのサポートをしてくれます。

9位:スクールウィズ

スクールウィズは2013年設立の、比較的新しい留学エージェントです。2011年には代表取締役の太田英基氏がフィリピン留学のガイドブック『フィリピン「超」格安英語留学』を出版するなど、フィリピン留学に特化した運営をしています。もちろん欧米の語学学校とも提携していて、フィリピンの個人レッスンで英語をある程度身につけてから欧米へ渡る「2か国留学」というサービスもあります。信頼と実績はこれからという印象ですが、過去の実績にとらわれない若い会社ならではのアイデアで運営されているエージェントです。

10位:夢カナ

ランキングの最後は夢カナです。運営会社は株式会社Jstyleで、2017年設立とかなり若い会社です。Jstyleのサイトで主要株主を確認すると、社長の安藤和隆氏をはじめ個人名が並んでいるので、個人が資金を出し合って運営している可能性がありますし、高比率のストックオプションを採用しているのかもしれません。その点で信頼性という意味ではこれからという印象ですが、最近ネットを中心に知名度を上げているエージェントです。

夢カナの特徴は何といっても「実質0円で留学」というキャッチフレーズ。スマ留の「最大半額」を超えるインパクトがあります。ただ、この「実質0円」は手数料が0円という意味ではなく、留学前に語学力を上げて授業のコマを減らし、ワーホリで働いて留学費を回収する、という内訳での「実質0円」です。そのため夢カナでは、留学というよりもワーホリをメインにした提案を受けることになります。口コミでも「留学の相談をしているのに、ひたすらワーホリを勧められた」という口コミも見られました。カウンセリングを検討するなら、その点はあらかじめ知っておきましょう。

当サイトのランキングは「会社の信用」で決めています

ここまでの10社を見て感じた方もいると思いますが、当サイトのランキングでは、それぞれのサービス内容にはあまり触れていません。それよりも、知名度・運営年数・最近の実績・親会社・主要株主などを総合的に加味して、おすすめ度順に並べています。

なぜそうしているかというと、当サイトEnglishHackがランキングでいちばん重視しているポイントが、留学エージェントの「信用」だからです。もちろんサービス内容も重要ですし、費用も優先順位の高い情報です。でもそれ以上に、留学エージェント経由で留学しようとしているなら、そのエージェントが信用できるかどうかが何より大切です。

とくに私たち日本人にとって、留学は人生の一大事です。日本語の対極にある英語を学ぶだけでも大変なのに、日本より安全とは言えない地域で生活を送るのはリスクそのもの。運が悪ければ命に関わる出来事に遭遇することだってあります。もし不誠実なエージェントに当たってしまえば、夢を持って挑んだ留学生活が台無しになることも十分あり得ます。だからこそ、サービス以上に「その会社がどんな企業で、信用していい相手なのか」を最初に知る必要がある、と当サイトは考えています。

留学エージェントのランキングを作っているサイトは当サイト以外に10以上ありますが、親会社・グループ会社・株主にまで踏み込んで根拠を示しているサイトは、今のところほとんどありません。だからこそEnglishHackでは、ランキングのいちばんの根拠を「企業の信用」として公開し、その根拠まできちんとお話ししています。

評判の悪い留学エージェントと良い留学エージェントの違い【見分け方】

評判の悪い留学エージェントと良い留学エージェントの違いのイメージ

評判の悪いエージェントと良いエージェントの違いを知るには、まず評判の悪いエージェントの特徴を把握するのが近道です。その特徴を裏返せば、そのまま良いエージェントの特徴になるからです。ここで言う「評判が悪い」とは、不誠実なエージェントがやりがちなことを指します。嘘をつく・騙すといった悪質なケースは、後の章で別に扱います。では、評判の悪いエージェントの特徴を3つ挙げていきます。

現地の情報をあまり知らない

ひとつ目は、現地の情報をあまり知らないこと。初めて留学する人がいちばん教えてほしいのは、現地の生活環境ですよね。通う語学学校の周辺、寮の周辺、安全な地域・行ってはいけない地域。パンフレットに載っている情報だけでなく、エージェントを名乗るなら現地の生の情報をたくさん持っているはずです。

寮から日用品を買えるスーパーまで徒歩10分か20分か、学校まで自転車で30分か、その街の軽犯罪は年間10件か100件か。自分の経験がなくても、情報収集はやる気次第でいくらでもできます。にもかかわらず評判の悪いエージェントは、そもそも仕事へのやる気が薄いので、現地のことをあまり知らなかったりします。

また、寮の情報をあまり話したがらないエージェントもいます。何ヶ月も住む寮の情報はすごく大事なのに、「これを知られたら断られるかも」と判断すると、本当のことを教えてくれなくなることがあるんです。トイレは水洗か、紙で拭いてゴミ箱に入れる方式か、バスタブはあるか、排水溝は詰まらないか。細かいところこそ日本人なら知りたいですよね。そこで質問しても「確認して連絡します」と言ったまま2〜3日たっても答えが来ず、うやむやになる。これは評判の悪いエージェントがやりがちなことです。百歩譲って現地に詳しくなくても、聞かれたことを調べてきちんと答えるのは社会人として当たり前の仕事。それくらいはやってほしいものです。

特定の学校や留学プランを強くすすめてくる

ふたつ目は、特定の学校やプランを強く勧めてくること。提携校の数は数百校から多いと数千校というエージェントもあります。それだけあれば希望に合う学校に出会えそうなのに、その中から1〜3校だけを選んで強く推してくる担当者がいます。

理由は残念ながら自分たちの利益のためです。エージェントは提携校に留学生を入学させると学費の20〜40%ほどの報酬を受け取るので、できるだけ報酬の高い学校を紹介して利益を最大化したい会社も存在します。「今月は◯◯校を200件とれ」といった社内ノルマがあることもあり、そうなるとお客さんが欲しいものではなく、エージェントが売りたいもの(=儲かるもの)を売ることになります。もちろんそんな会社ばかりではありませんが、希望をまったく聞いてもらえないまま見積もりを出されたら、評判が悪くなるのも当然ですよね。

質問をしても担当者からの返答が遅い

みっつ目は、担当者からの返事が遅いこと。初めて留学を考える人にとって、現地の学校や生活はまさにブラックボックス。何を聞けばいいかも分からない状態でカウンセリングに臨みます。事前に用意できる質問はせいぜい数個〜10個ですが、話を進めるうちに20個でも足りないくらい疑問が湧いてくるものです。たとえばこんな感じです。

  • 入学できる学校のリストをできるだけ多く欲しい
  • 希望校の日本人比率・他の国の割合はどれくらい?
  • 安い学校と高い学校は何が違うの?
  • 何か資格があったほうがいい?
  • 現金はどれくらい持つべき?カードはデビットが安心?
  • 留学までの英語の勉強は何をすればいい?
  • 実際に留学した人の話を聞きたい
  • 留学生に人気のカフェやレストランはある?
  • 留学中の1日はどんな感じ?
  • 差別はやっぱりある?

1分で考えただけでも10個は出てきます。本気で挑もうとしている人ならこんなものではないはず。専門職を謳っているのだから、お客はクイックレスポンスを期待しますよね。それなのに「調べて後日お答えします」と言ったまま3日、1週間と過ぎてうやむやになることがあります。あらゆるビジネスでクイックレスポンスは常識です。可能な限り即答し、分からなければその場で調べて5分で返す、最悪でも持ち帰って日付が変わる前にメールで答え、翌朝イチの電話で直接伝える。ここまでやって初めて「引き分け」というのがビジネスの世界です。

ただ、それはB to B(企業同士)の常識で、エージェントのようなB to C(企業対個人)では「そこまでやらなくていい」という風潮もたしかにあります。なので、これはエージェント単位というより担当者レベルの当たり外れと割り切るしかない、と私は考えています。逆に、まともで良心的な担当者を見分ける基準として利用するくらいの気持ちで臨むのがいい。たとえば複数のエージェントに同時に「寮のトイレは水洗ですか?」とメールやLINEで送ってレスの早さを競わせるのがおすすめです。10分か、1時間か、1日か、1週間か。担当者の真面目さがよく分かります。

評判の良い留学エージェントの特徴

評判の良いエージェントの特徴は、いま挙げた3つを裏返すだけで完成します。つまり、こうです。

  • 現地の情報を詳しく知っている
  • 希望にマッチした語学学校を一緒に探してくれる
  • 返信がとにかく早い

この3つを備えたエージェントなら、評判の良い留学エージェントと言えます。ぜひ納得がいくまでカウンセリングをしてもらってください。

悪質な留学エージェントの手口とトラブル回避法

悪質な留学エージェントのトラブルや失敗談のイメージ

ここでは「評判が悪い」レベルではなく、人を騙すなどの詐害行為にあたることをやってくるエージェントが実際にやってきたことを紹介します。「悪質」はとても強い言葉ですが、実は留学エージェントは悪いことをしようと思えばいくらでもできてしまうんです。ここでの「悪いこと」とは、詐害行為または違法すれすれの行為を指します。例を5つ挙げます。

  • 航空券の料金を5割増しにして利益を得る
  • 提携保険会社しか使えないと嘘をつき、割高の保険を契約させる
  • 学費を現地通貨で示さず、見積書に割高の日本円で記載する(言い値になる)
  • 手数料は無料でも、サポート代が別途かかることを最後まで言わない
  • 学費を預かったのに語学学校へ送金せず、短期的に運用して利益を得ようとする

こうした悪事はたいてい見積書の中で行われます。人は言葉ではいくらでも嘘をつけますが、数字では嘘をつけません。だから見積書は、そのエージェントが悪質かどうかを見抜く最後のチャンスです。ただ、悪質なエージェントは見積書が弱点だと分かっているので、うまく誘導して契約を取ろうとします。その場で見積書を見せられ、流れで契約、というのも契約に慣れていない人なら十分あり得ます。

悪質なエージェントを避ける3つの基本

まず、手数料の有料・無料がはっきりしていて、実際に支払う総額をシンプルに把握できるエージェントを選ぶこと。次に、出された見積書は必ず一度持ち帰り、1字1句読み込み(この35,000円は何のお金?など)、詳しい人にも見てもらって、すべての疑問を解消するまで契約しないこと。そして契約・支払い後も、お金の流れを常に把握すること(今が7月1日なら、5日に学費を送金して10日に着金するのか、など)。

成功する留学の評判は?サポート料金と費用の実態

成功する留学の評判と費用のイメージ

成功する留学は、1999年設立のGIO CLUB株式会社が運営する留学エージェントです。主要株主はXTech株式会社というベンチャーキャピタルで、成功する留学の事業に可能性を感じて投資しています。以前は「地球の歩き方T&E」という名前の留学プログラムでしたが、あの旅行ガイド「地球の歩き方シリーズ」とは無関係です(同シリーズは現在、学研プラスのグループ)。知ってか知らずか、紛らわしいですね笑。

成功する留学はアジアで初めて「アジア最優秀留学エージェント」の殿堂入りを果たしたそうです。それが信頼性の決め手になるわけではありませんが、それなりの品質は期待してもいいかもしれません。ただ、この賞はいろんなエージェントが獲りに行って10社ほどが受賞しているので、信頼の裏付けを確保するために利用されている賞という印象は否めません。

料金は、学校手配のみの「フリーマイプラン」なら手数料0円ですが、一般的なサポートを受けると2〜3か月の留学で約5万円、4〜12か月だと約11万円ほどのサポート料金がかかる設定です(金額は変わるので公式で要確認)。つまり実質は有料のエージェントと考えておくといいです。他社との違いとしては、損害保険の代理店業を行っていることや、「出発前英会話レッスン」で渡航前にネイティブ講師のレッスンを受けられることが挙げられます。とはいえ、それが選ぶ決め手になるかというと微妙で、現時点では可もなく不可もなく、これからのエージェントという印象です。

カナダ・オーストラリア留学におすすめの留学エージェント

カナダやオーストラリアに強い留学エージェントのイメージ

JP CANADA留学センター(カナダ留学)

カナダに特化するならJP CANADA留学センターがあります。代表取締役の田中覚弘氏が100%出資する企業で、2000年9月にカナダのブリティッシュコロンビア州で設立されています。従業員は20数名ほどですが、現地法人なので現地サポートを手厚く受けられるのが最大のメリットです。年間900人ほどの留学生の入学をサポートしていて、これはバンクーバーでは最大規模とされています。東京・大阪にもオフィスがあるので、国内でカウンセリングや情報収集もできます。

デメリットは、申し込みが1か月を切ると緊急手配料がかかったり、別途サポート料金が必要になる場合があること。しかもその点も含めた留学費用がホームページにいっさい載っていないので、「問い合わせありき」のサービスになります。まあどこも似たようなものですが、できれば3か月で20万円なのか30万円なのか、だいたいの目安くらいは知りたいところですね。

オーストラリア留学センター(オーストラリア留学)

オーストラリアに特化するならオーストラリア留学センターが有名です。1996年に現地で設立され、四半世紀を超えるけっこうな老舗です。現地法人なので、渡航後もシドニー・メルボルン・ブリスベン・パース・アデレード・ゴールドコーストの各オフィスで「無料留学サポート」が受けられます。東京にもオフィスがあるので国内でも相談可能です。

ここの一番のメリットは運営ブログの内容が充実していること。オーストラリアドル建ての海外送金の方法を具体的に解説する記事や、学費をクレジットカードで払う流れなど、かゆいところに手が届くお役立ち記事を出してくれています。更新頻度は月3〜5記事ほどですが、エージェント運営のブログとしてはかなり多いほうで、こういうところからもサービスの手厚さが伝わってきます。私の家族や友人がオーストラリア留学を検討しているなら、まずはオーストラリア留学センターを推しますね。

高校生・中学生向けの留学エージェントはある?

高校生向けの留学エージェントのイメージ

高校生専門の留学エージェントはほぼありませんが、大手なら中高生の留学を多数サポートした実績があります。スマ留のような新しいエージェントより、留学ジャーナル・留学タイムズ・ISS留学ライフなどの老舗や大手を使うのが安心です。とくに留学ジャーナルは中高生の留学支援に積極的で、雑誌で中高生向けの特集も組んでいるので、保護者にとっても心強いです。

中学生・高校生の留学は、一般的な留学以上に留学後の安全へ気を配るべきです。手数料が有料で数万円〜10万円ほど割高になっても、実績のある老舗を選んでください。100%安全とは言い切れませんが、設立10年ほどで、聞いたこともない会社が株主になっている知らないエージェントを使うよりは、リスク回避にはなります。高校生は体格こそ立派でも、まだ大人ではなく、社会に守られるべき存在です。「何かあっても自己責任」という理屈を当てはめるべきではありません。手数料をケチって変なエージェントに当たり、取り返しのつかないことにならないよう、まずは留学ジャーナルなどの大手に問い合わせてみてください。

留学エージェントに関するよくある質問

留学エージェントは手数料無料と有料、どっちを選べばいい?

一概にどちらが良いとは言えません。無料エージェントは語学学校からの紹介料で運営しているぶん提携校寄りの提案になりやすく、有料エージェントはそのぶんサポートが手厚い傾向があります。初めての留学で不安が大きいなら有料の老舗、費用を抑えたいなら無料、と目的で選び分けるといいです。

高校生・中学生でも使える留学エージェントは?

高校生専門のエージェントはほぼありませんが、留学ジャーナル・留学タイムズ・ISS留学ライフなど中高生の留学実績が豊富な老舗・大手なら安心です。とくに留学ジャーナルは中高生向けの特集も組んでいます。未成年の留学は安全面を最優先に、多少割高でも実績のある会社を選びましょう。

カナダ・オーストラリアに強い留学エージェントは?

カナダなら現地法人のJP CANADA留学センター、オーストラリアならオーストラリア留学センターが有名です。どちらも現地オフィスがあるので、渡航後のサポートを受けやすいのが強みです。

「実質0円留学」って本当に0円になるの?

手数料が0円という意味ではありません。渡航前に英語力を上げて語学学校の期間を減らし、ワーホリで働いて留学費を回収する、という前提での「実質0円」です。ワーホリありきの提案になりやすいので、純粋な語学留学を考えている人は、その点を理解したうえで相談しましょう。

悪質な留学エージェントを見分けるには?

見積書がいちばんの判断材料です。料金体系が明確か、手数料以外に不明な費用がないかを1字1句確認しましょう。出された見積書は一度持ち帰り、疑問をすべて解消してから契約するのが基本です。

まとめ:留学エージェントは「会社の信用」から選ぼう

留学エージェントは数が多く、料金やサービスだけで比べると迷子になりがちです。だからこそ当サイトは、親会社・グループ・株主まで含めた「会社の信用」を軸に順位を付けました。初めての留学で不安が大きい人は、まず留学ジャーナルなど信用度の高い老舗から相談してみてください。費用を抑えたい人は無料エージェントを、ワーホリで働きながら回収したい人は夢カナのようなワーホリ寄りのエージェントを、と目的で選び分けるのがいいです。

そして最後に、どのエージェントを選ぶにしても、見積書は一度持ち帰り、疑問をすべて解消してから契約すること。この一手間が、留学の失敗を防ぐいちばんの近道です。

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