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TOEICは何点からすごいと言われる?初めてなら何点がすごい?高校生は600点で大学生は800点!

TOEICは英検と違って試験の結果が合否じゃなくてスコアで表示されるので、評価の目安が曖昧ですよね。

だからこそ、TOEICって何点からすごいって言われるのか論争がしばしば起きているんですが、それぞれ少しずつ意見が違うのでどれが正しいのかどうかわかりにくいと思います。

たとえば、就活なら600点から履歴書に書ける!高校生で500点あったらかっこいい!大学生で700点あればみんなにすごいと思われる!社会人で20代で860点とれば転職できる!

など・・・いろんなサイトが予想していますよね。

もっともTOEICの公式ページで各スコアに対応した英語力の目安が公開されているので、ほとんどのサイトの意見は似たようなものになりますが。

そんな中で、当サイトEnglishHackはTOEICの公式データに付けくわえて、金フレ、出る順(英検準一級)、ターゲット1900の3冊の単語帳の比較の結果などを根拠にして、「TOEICは800点からすごい」と結論づけています。

詳細は以下で説明しています。

目次

TOEICは何点からすごいって言われる?初めてなら何点がすごい?高校生なら600点で大学生なら800点!

TOEICは何点からすごいって言われるのか?・・・これはもうTOEICを受験する人からすると最初に気になることですよね。

なぜなら、どうせTOEICを受験するなら必要最小限の努力で必要最低限の点数を効率よく取りたい・・・人はそう考えるものだからです。

たとえば、600点とれば就活の時に履歴書に書けるから「600点の勉強」をするだけでいい、就活の武器にしたいから「730点の勉強だけ」、すごいと言われたいなら「すごいと言われる点数を取る勉強だけ」をしたいんです。

そして仮にTOEICで800点がすごいと言われるなら、800点の勉強だけをコスパ良くやりたいですよね。それにはまずはその「すごい」と言われる点数を根拠を持って把握する必要があります。

TOEICは800点からすごいって言われると考えていい

当サイトEnglishHackは、TOEICで無条件ですごいと言われ始めるのは800点からとしています。なのでTOEICでほとんどの人にすごいと言われたいなら800点を目指しましょう。

その根拠としては2つ、

  • TOEICの公式ページの情報
  • TOEICで800点を取るために必要な単語レベル

があります。

TOEICの公式ページの情報

TOEICの公式ページで公表されているスコアの目安は最近追加されて、旧情報よりも細かく設定されるようになりました。

ちなみによく引用されている旧情報は2012年から公表されているもので、

レベルB=730点:どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。

レベルA=860点Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている

引用:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「PROFICIENCY SCALE

と表現されています。

でもこれだと730点の次が860点なので幅が広すぎてわかりにくいですよね。

しかもレベルB(730点)の時点で「通常会話は完全に理解でき」とかは明らかに盛ってますし、「正確さと流暢さに個人差があり」という部分でなんとか調整している、という意図が感じられます。

確かにレベルAになると860点から990点までの間になるので「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」と断言しても問題ないでしょう。990点を超える点数はとれないですしね。

一方で後から追加されたスコアの目安はリスニングとリーディングに分かれています。それによると、

リスニング495~375

 

一般的に以下の長所が認められます。

  • 短い会話において、応答が間接的だったり、または簡単に予測できないようなものであっても、幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)を使用した話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。
  • 長い聴解文において、幅広く語彙が使用されていても、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。情報の繰り返しや言い換えがなかったり、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるときでも、同じことができる。
  • 短い会話において、否定構文が使用されていたり、構文が複雑だったり、難しい語彙が使われている場合でも詳細が理解できる。
  • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があったり、情報の繰り返しがなくても、話の詳細が理解できる。情報が言い換えられていたり、否定構文が使用されていても、詳細が理解できる。

一般的に、このレベルのスコアを取得する受験者には、解答する際に、あまり使用されない文法や語彙が出てくるときにのみ、弱点が認められます。

 

リーディング420~325

 

一般的に以下の長所が認められます。

  • 文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。
  • 意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。
  • 文章に使用されている語彙や文法が難しいときでも、文章の限られた範囲内では情報を関連付けることができる。
  • 中級レベルの語彙が理解できる。文脈中の難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できることもある。
  • 規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。

一般的に以下の弱点が認められます。

  • 文章内の広い範囲にわたる情報を関連付けることができない。
  • 難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味、または慣用句的な使い方が理解できないこともある。似たような意味で使われる複数の単語は、区別できないことが多い。

引用:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「Score Descriptor Table

以上の新情報もスコアの目安にかなりの幅を持たせていること、詳細になったから「わかったようなわからないような」という内容にはなっていますね。

いずれにしても、当サイトEnglishHackが抱いた印象としては730点は「すごい」と言われるには足りない、でも「860点」は高すぎる、というものでした。

なのでTOEICの公式で発表されているスコアの目安についてはあまり深く考えなくても良いと思います。

TOEIC800点のスコアの目安を単語力で表すと「すごさ」は明確になる

TOEICは800点からすごいと言われることの根拠としては、TOEIC800点に必要とされる単語レベルを把握するのがイチバン明確でわかりやすいです。

TOEICに限らず、英語の試験の難度は単語や表現の難しさに左右されます。

文法は基本的なことを押さえておけば点数はそんなに変わらないですが単語や表現に関しては、知らない単語や表現が少なくなる=スコアが上がる、と言っても過言ではないんです。

なので英語の試験は最終的には単語ゲー、表現ゲーになるということです。たしかにリスニングは音ゲーでもあるけど、よく出てくる単語や表現の音を覚えるほどスコアは伸びるし安定するので単語ゲー、表現ゲーになるんです。

つまりTOEICで〇〇点=単語や表現を〇〇個覚えている、という等式はある程度参考になるはずです。

そこで、当サイトEnglishHackでは

  • 金フレ
  • 英検出る順(準一級)
  • ターゲット1900

を使用して、TOEIC800~860点を取るために必要な単語力を調べることで、800点あったらすごいと言われる、という根拠にしていきたいと思います。

ではさっそく金フレにおける、860点を取るための表現を調べると、ターゲット1900の1501以降の難単語がけっこう増えてきます。

たとえば、

  • courteous
  • enroll
  • duplicate
  • surpass
  • execute
  • allocate
  • compile
  • deduct

などの難単語が掲載されています。

また、ターゲットにも出る順準一級にも載っていない、TOEICならではの表現も増えてきます。

たとえば、

  • premier
  • souvenir
  • pharmacy
  • informative
  • entrepreneur

など、大学受験や英検ではあまり出ないような単語が掲載されています。

なのでやっぱりTOEICで800点以上とるにはターゲット1900を全部覚えているくらいの単語レベルは必須ということになりますね。そしてターゲット1900は英検準一級をかなり意識した作りになっているので、TOEIC800点以上をとるなら英検準一級レベルの語彙力が必要だということになります。

しかもそこにTOEIC特有の単語を追加しないといけません。

たとえば・・・

  • accounting department(経理部)
  • marketing department(営業部)
  • real estate agency(不動産屋)
  • moving company(引っ越し屋)
  • hardware store(ホームセンター)

などです。

以上の2つの理由により、TOEICで800点を取るための必要な単語力=英検準一級レベルの単語力と考えて、TOEICは800点からすごいと言われると、当サイトEnglishHackは結論づけました。

ちなみに、

金フレは600点レベルのフレーズから始まりますが、そのほとんどはターゲット1900の1500までに出てくる標準的な単語、英検準一級の出る順には簡単すぎて載っていない単語もたくさん掲載されています。

金フレの730点レベルになると、ターゲット1900の1501以降の難単語に掲載されているけど、TOEICでは頻出の単語がちらほら出てきます

例えば、

  • catering
  • certificate
  • merger
  • garment

とかですね。

また、TOEIC特有の単語でターゲット1900に入っていない単語も出てきます。

たとえば、

  • inventory
  • storage
  • lease
  • workload
  • blueprint
  • understaffed

などですが、この辺は「ビジネスシーン」という、大学受験や英検ではほぼ出てこないテーマなので別途対応が必要ですね。

もちろん、TOEICは何点からすごい?というのは曖昧な表現で、それは誰が言われるのか、誰から言われるかによって変わります。

たとえば大学生がTOEICで600点をとっても「すごい」とは言われないですけど、小中学生がTOEICを受けて470点取れたらめっちゃ「すごい」と言われます。

純ジャパの大学生がTOEICで800点をとったら「すごい」と言われますが、帰国子女の大学生がTOEICを受けて900点を切ると「ヤバい」と言われます。

このように、TOEICは何点からすごい?に対する答えは「TOEICを受ける人によって変わる」という答えになってしまうんですが、それでもなんとか根拠を持たせて「TOEICは800点からすごい」と結論づけました。

TOEICは初めてなら何点がすごい?やっぱり600点!

TOEICは初めてなら何点とればすごいと言われるか?それも人次第です。

英語学習の初心者でTOEICを初めて受けるなら470点程度とれたらすごいですし、

日常的に英語学習に触れている高校生なら600点とったらすごいと言われます。

大学生ならTOEICを初めて受けて700~800点とれればすごいですし、逆に大学生でも帰国子女で900点切るのはすごいどころかヤバいと言われるますからね。

ただ、TOEIC受験者の多くの人はまずは600点を目指すことになるので、600点対策をしっかりやったうえでTOEICを初めて受けて600点を取れたら最高の結果だと思います。

なのでTOEICは初めてなら600点がすごいです。

TOEICは何点が満点で何点刻み?リスニングは何点からすごいって言われる?知恵袋では900点ってあるけど

TOEICは990点満点ですが、日本の義務教育で行われる試験のほとんどが100点満点の試験なので違和感しかないですよね。

英検もいつの間にか各パートが750点満点になったし、TOEFLも試験形式が3種類あってそれぞれ満点値が違います。

これはTOEIC以外の競合の英語試験との差別化を図るために、満点の点数や採点方法をあえて独自のものにしていることが理由として考えられます。

TOEICは何点が満点?

TOEICは990点満点で配点は非公表です。試験結果はスコアのみで表示されて正答数も非公表となっています。

採点方法ももちろん非公開ですが、公式サイトによると採点方式は単純な加算方式だけではなくて「統計的処理」も導入しているとのことです。

TOEICの満点の点数がなんで1000点じゃなくて990点なのか不思議に思ったことはみんなあると思いますが、あえて中途半端にすることで個性としている部分があるのと、やっぱり独自の採点方法により990点満点にする必要があったということでしょう。

たとえば、TOEICのスコアの幅は10点~990点です。ペーパーテストなのに0点がないんですよね。その理由としては「各回の試験の難度の差を考慮して公平に英語の実力を測るため」だそうです。

どういうことかというと、TOEICは絶対評価と相対評価をミックスした採点方法を採用しており、単純な正答数に、その回の試験の難度を点数の計算に組み込むという統計学的な要素を取り入れています。

たとえば、難しい回を受けて800点を取った人と、簡単な回を受けて800点とった人の英語力が同じだと不公平ですよね。そこで可能な限り各回の問題の難度に左右されないように、受験者の英語力をいつでも公平に測ろうというということです。

その採点方法の効果のほどは誰にもわかりませんが、TOEICに限らず採点方法というのは門外不出のノウハウそのものなので、受験者はそれに従ってできることをやるしかないんですよね。

リスニングは何点からすごいって言われる?

TOEICは800点とればほとんどの人にすごいって言われるので、リスニングはその半分の400点だとほぼ全員にすごいと言われるでしょう。

ただやっぱり受ける人によります。

高校生がTOEICのリスニングで300点とれれば共通テストのリスニングなんて9割以上は軽くとれるので高校生はすごいといえますよね。中学生で300点とれれば高校生になるころには400点は軽くとれる可能性が高いしめちゃすごいです。

そして大学生でリスニング300点はそんなにすごくないですし、20代以上の社会人なんてそれこそピンキリなのでわかりません。40代以上からの英語学び直し勢ならTOEICのリスニングで300点取れたら大したものです。

ただやっぱり当サイトEnglishHackでは、TOEICで800点とれればすごいって言われると考えているので、リスニングもやっぱり400点からすごいと言われるのはテッパンでしょう。

知恵袋ではTOEICは900点から凄いってあるからTOEICリスニングは450点からすごい?

TOEICリスニングで450点はかなりすごいですよ。

たしかにTOEICの試験に慣れてくるとリーディングよりもリスニングの方がスコアは伸びやすくなりますが、それでも450点は「すごい」どころか「めちゃすごい」と言われるレベルですね。

もうすでにTOEICのリスニングで350点程度取れているなら、450点目指して勉強してもいいですが、いきなりTOEICのリスニング450点の勉強を始めると挫折する可能性が高くなるので、まずは300~350点を無理なく目指して勉強したほうが良いでしょう。

TOEICは何点から履歴書に書ける?平均点は大学生だと485点程度だけど自慢するのは780点以上にしておこう!

TOEICは何点から履歴書に書けるかということですが、これは600点がギリギリのラインと考えていいです。

TOEICは600点なら就活の時にギリギリ履歴書に書ける!

大学生だと就活の履歴書に書いてもギリギリ評価されるのは600点からです。

なぜならTOEIC600点を取っていれば「大学受験英語プラスアルファ程度」の英語力はあると企業には判断されるからです。

その根拠としては、TOEICの重要表現が掲載されている金フレは600点取得に必要なフレーズから始まりますが、そのレベルとしてはターゲット1900の1500までの重要単語レベル+TOEIC特有の表現で十分カバーできてることにあります。

つまり大学生でTOEIC600点なら履歴書に書いていいといえます。

ただTOEIC600点は企業から見た、大学生の最低限の英語力なので、就活でアピールするのは700点以上からにしましょう。同僚に自慢するのはせめて780点くらいからにしておいたほうがいいでしょう。

TOEICの平均点は大学生だと485点程度!平均点は大学生だと485点程度だけど自慢するのは780点以上にしておこう!

2022年にTOEICの公式から公表されたTOEICの平均点は大学生だと485点程度ですが、大学生といっても大学の偏差値が当然ピンキリなので「平均点」はそれほど意味を持たない数値です。

なので「TOEIC480点は大学生の自分にしてはまあ恥ずかしくない点数、でも人に言うのはちょっと抵抗がある」くらいの目安にしておいてください。

大学によっては600点から自慢できる大学もありますが、「英語が得意なんだわ」と胸を張って自慢できるのは780点くらいからにしておきましょう。

TOEICで600点はすごい?高校生ならけっこうすごいけど大学生なら「まあまあ」

TOEICで600点はすごいかどうかですが、高校生ならけっこうすごいですが大学生なら「まあまあ」といったところですね。

なぜならTOEIC600点は英検でいうと2級レベル、さらにそこにTOEIC特有のビジネスの知識をプラスすることを考えると、高校生にとってけっこうな負担がかかるからです。

たとえば企業のM&A(吸収合併)の話や中小企業の融資の話、人事部に対する昇給の交渉とかなど、社会人にならないと経験できないようなビジネスの知識もTOEICには必要になります。

たしかに、金フレの600点対策のフレーズや単語を見ると、そのほとんどがターゲット1900の1500までに掲載されている「重要単語」と言われる単語です。

ターゲットの1500レベルということは英検2級レベルの単語力なので、TOEIC600点は英検2級レベルだ考えると高校生ならそんなにすごくないように見えるかもしれません。

でもTOEICはビジネスシーンでの日常会話が出題されるので、エッセイや評論文などに慣れている高校生にとってはそれなりに抵抗があるものなのです。

高校生がTOEICを受けるにあたって、ビジネスシーンの日常を知識として仕入れるという作業が別途必要になるので、それを考慮すると高校生がTOEICで600点とるのはけっこうすごいと当サイトEnglishHack考えています。

ちなみに大学生の場合、大学と言っても偏差値はピンキリなので、TOEIC600点とってすごいといわれる大学もあれば、そうでもない大学があります。

就活で評価されるのは最低でも600点であることを考えると、大学生なら600点くらいはとれるべきなんですが、600点をとれない大学生もゴマンといることを考えると、大学生がTOEIC600点とっても「まあまあ」すごいと言われることになるのです。

TOEICで700点はまあまあすごい!大学生ならけっこうすごいけど800点あれば間違いなくすごいと言われる!

TOEICで700点を取った人は一般的には「英語が得意な人」と判断されるので、TOEICで700点はまあまあすごいと言えるでしょう。

TOEICで700点を取るためには必要な単語のレベルも高くなります。

金フレに掲載されている730点レベルのフレーズを見ると、ターゲット1900の1501以降の難単語に掲載されていているにもかかわらず、TOEICでは頻出の単語がちらほら出てきます。

例えば、

  • catering
  • certificate
  • merger
  • garment

とかになります。証明書、合併、衣服など、ビジネス英会話では頻出の単語ですね。

また、730点レベルになるとTOEIC特有の単語でターゲット1900に入っていない単語も出てきます。

たとえば、

  • inventory
  • storage
  • lease
  • workload
  • blueprint
  • understaffed

などになります。在庫、保管、リース、仕事量・・・この辺はビジネスシーンでしょっちゅう出てくる単語ですが、大学受験にはあまり出ません

なのでTOEICで730点をとるには、ターゲット1900を最後まである程度仕上げて、さらにそこにビジネスシーンで頻出の単語を追加していく必要があります。

なので大学生でもTOEICで700点以上を取った人は「けっこうすごい」と評価されるんです。もちろん履歴書に書いても有効なスコアになります。

ただ、やっぱり無条件ですごいといわれるのは800点からです。

TOEICで800点以上を目指すなら、単語力でいうとターゲット1900を隅々まで暗記して、さらにTOEICの金フレなどでビジネス英単語を暗記してやっとスタートラインに立てるからです。

そこからTOEICの問題を解きまくっていけば800点以上は超えますが、そこまでの労力がかかるのでやっぱり「TOEIC800点はすごい」といえるのです。

TOEICで780点レベルの英語力は日常会話は余裕レベル?560点でも履歴書に書かないよりはいい

TOEICで780点とれたらどれくらいの英語力があるってことになるのか、日常会話は余裕レベルなのか?を考えたいんですが、これは全力で否定します。

TOEIC780点では日常会話は余裕には絶対になりません。

TOEICで780点レベルの英語力では日常会話は余裕レベルにはならない

公式の見解では

レベルB=730点:どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。

引用:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「PROFICIENCY SCALE

とされています。

でも、TOEICで730点以上を取った人なら、この「通常会話は完全に理解でき、応答もはやい」という記述に対して「いや、無理だけど?」とツッコミをいれたくなる気持ちがわかると思います。

なぜなら日本語もそうですけど、日常会話って無限だからです。

たとえば世に出回っているTOEICの対策本や書籍に載っている英会話フレーズは、あくまでも会話のトリガーです。英会話を始めるためのきっかけにすぎません。

そしてその先の会話の内容は、無限にあるんです。

たとえば映画やドラマなどの自分の好きなことや、車などの詳しいジャンルについて、その時に興味をもったことを発信したり、人からいろんな情報を聞き出したりするわけです。

そういった日本人同士で日本語でやっていることと全く同じことを英語でやる、これが日常英会話なんです。

そんな英会話力がTOEICの780点を取得するために必要なのかというとそれはありません。

TOEICのL&Rはあくまでもペーパーテストであり、しかもリーディングとリスニングで780点をとるための対策をしっかりやれば英会話がまったくできなくても780点はとれるようにできています。

極論を言うとTOEICで900点以上を取った人でも英会話ができない人もいます。

ただもちろん、TOEICで780点あるとリーディングとリスニングではかなりの実力があるといっていいから、十分な日常英会話ができるような下地はできてるといっていいと思います。

TOEICの公式でも730点以上あれば、

どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。

引用:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「PROFICIENCY SCALE

と表現されています。

TOEICは560点でも履歴書に書かないよりはいい

TOEICは560点でも履歴書に書かないよりはいいですが、就活の面接の際にはそのことについては触れないようにしましょう。間違っても「英語が好きで」「英語を武器にして」などの話はしないようにしてください。

圧迫面接だとボコボコに叩かれる可能性があるからです。まあTOEIC560点程度ならオマケ程度に考えて、他の長所をアピールしてください

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